加工食品事業におけるSAP S4 プロジェクトの社内PMOサポートプロジェクト | 製造/メーカー業界、稼働率100%~、契約期間3~6ヵ月、報酬金額150万円~200万円の案件
加工食品事業におけるSAP S4 プロジェクトの社内PMOサポートプロジェクト
プロジェクト内容
背景:現行システムの保守サポートは2027年12月末までであり、更新が必要。また、現行システム稼働から10年を経過しており、独自開発のプログラムを多数有するため、単純に更新した場合、相応の更新費用が発生する
プロジェクト目的 事業運営の更なる効率化および内部統制強化
実現要件 ①統合データベース化(≒システム統合)、 ②業務標準化(=業務プロセス統一)、 ③業務ワークフロー化(=内部統制強化)
プロジェクトポリシー ①全ては目的実現のため、 ②SAPスタンダードファースト、 ③全体最適
業務対象領域 ①原材料購買、②商品購買、③需給管理、④製造管理、⑤原価管理、⑥販売物流、⑦リベート管理、⑧会計
・AsIs調査の結果洗い出された課題(主に業務領域)等に関するセカンドオピニオン支援
・当該課題に関するTobe要件整理に向けたプロコン資料等の作成支援
・開発Phの意思決定サポートおよびRFP資料の作成支援
*業務内容等を鑑み、可能であればPJ常駐型での対応を希望(リモート相談可)
■求める人物像
SAPがわかっており、ビジネスプロセスをクイックに理解して、ベンダーが作るイシュー対応やTOBE資料に対して、「それ合っている?」とか「このアプローチは検討したの?」等質問しつつ、ステコミ資料のドラフト作成を支援し、必要に応じてアポ調整も自ら代行できるような、率先してPMO業務を支援できる人。
必須ではありませんが英語ができれば尚可
システムスコープ
◆ 現行SAPシステムの置換(4環境⇒1環境)を前提とし、周辺システムの新システムへの取り込みも検討する
◆ 現行システム領域:
- O2C(Order to Cash) : 受注-出荷-売掛金/代金回収管理
- P2P(Procurement to Pay): 調達/購買-入荷-買掛金/支払管理
- F2S(Forecast to Stock) : 生産計画-製造指図‐在庫管理
- R2R (Record to Report) : 原価管理
◆ 周辺システム領域:リベート管理、需給管理
◆グループ共通システムは、現状システムランドスケープを踏襲(例:財務会計領域)
スケジュール
◆ 大規模システム開発となることから、準備フェーズ(2024年)、開発フェーズ(2025~2026年)の2段階で検討
◆ 準備Ph:システム開発の意思決定を図るべく、開発費を算定し、開発ベンダーを選定する
◆ 開発Ph:実際にシステムを開発し、現システムからの移行、新システムの訓練等を実施する
◆ なお、新システムの稼働は2027年1月を予定 (ビックバン方式)
PJ管理における課題
PMO
◆ 外部ベンダー側にもPMOリソースを配置しているもののクライアント側、外部ベンダー側双方のリソースが不足しており、PJ全体管理までしか⼿が届いておらず、今後予定される「標準化課題」の洗い出し(以下、イシュー)、対応策(以下、打ち⼿ )の検討/議論資料および関係者との合意を円滑に実施することができるか懸念される
機能要件
◆ 各業務サブ領域単位でSAPエキスパートを配置しているが、各業務サブ単位でどのような議論等を実施しているかまでは、PMとして状況を把握できていないため、イシューの洗い出し精度が不明。また、打ち⼿に関してもイシューに応じた複 数の打ち⼿が正しく網羅的に検討されているのか、PMとして検証することができない(正確にはPMが関与することで精度を向上させることはできると思うが、全ての業務サブ領域を網羅的に確認することは業務負荷を鑑み避けたい)
総括
◆ 足元の進行において、大きな課題はないものの、PJを進行する上、セカンドオピニオン、全体PJ管理サポートの人的リソース不足が課題
求められるスキル条件
契約条件
稼働率 100%~
契約期間 3~6ヵ月